インドで残るカースト制度について
生まれながらにカースト制の最下層を生きる人達
インドでは今なお、人間を階層にわけるという
人権侵害を平然と一般市民が公に了承している。
原因は宗教という閉鎖的な概念なのか
それとも、人間本来が持つ醜悪さなのか
民族性や政治、陰謀なのか
カースト制の一番最下層『ダリット』
今回はカースト制の最下層『ダリット』に焦点をあてた。
特に女性はいつも何かに怯えながら暮らす。
それは人々の欲望、
不満やストレスのはけ口とされ
いじめはもちろん、肉体的・精神的暴力
社会的圧力、性暴力・レイプ、殺人が
日常的に彼女達の身に降り注ぐためだ。
彼女達の訴えは誰にも届かない
インドでは『ダリット』である彼女達はレイプされて
当然とみなされ、加害者に刑罰も無ければ裁判にさえならない。
上位カーストに位置する人間は
『ダリット』女性の体を玩具のように扱う。
生まれた環境の違いだけで
人間が人間をもてあそぶのだ。
彼女達の人生を変えるインターネット
今まではカースト制のもと
上記の様な事柄はもみ消され
メディアで社会的な焦点を当てられることはなかった。
しかし、現在、インターネット上には
『ダリット』女性の実体験や被害報告などを
youtubeで公開し、注目を浴びている。
性暴力などの差別に対する反論が高まっている。
私も微力であるが社会に広めていき
カースト制廃止を促していきたい。